不安になる脳のメカニズムと対処法☆
季節の変わり目や新年度や新しい環境に変わった時など、人は期待に胸を膨らみます。
その一方で、『新しい所でやっていけるのかな…』や『自分は今のままでいいのだろうか…』など不安を感じることも少なくありません。
今回は『不安』を感じるメカニズムと対処法を紹介していきたいと思います。
自分の将来に不安を感じる人は60%を超えている!?
平成26年度の世論調査で、『自分の将来に不安を感じる?』というアンケートに対して69%の方が不安に感じると答えたそうです。
年齢別では40歳~50歳、性別では女性の方が多く感じていて、将来の不安要素として最も多かったのは『自分や家族の健康状態の悪化』という回答をしたそうです。
不安の蓄積に起こりうること
急性ストレスではストレスの原因がなくなれば、時間経過とともに元に戻ることが多いのですが、慢性的なストレスや間歇的なストレスに晒され続けてしまうと、元に戻る時間なく維持され続けてしまい強化されていきます。
その結果として、うつや不安・恐怖などのマイナスな情動が強くなってしまいます。
例えば、一番最初に述べたような『自分は今のままでいいのだろうか…』というような思考は、日常生活が単調に感じるということがストレス反応として出てしまい現状に満足が出来なくなってしまった状態なので、慢性的なストレスが強化されてしまったという可能性があります。
このような症状が重くなってしまうと、パニック障害や不安障害に陥ります。
パニック障害・不安障害とは…
突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといったパニック発作を起こし、そのために日常生活に支障が出てしまった状態をさします。
不安を感じるメカニズムとは?
人間が不安を感じた時に、脳内ではノルアドレナリンというホルモンが分泌されます。
このホルモンが分泌されると人間は、緊張・不安・恐怖などの感情が出ます。
ノルアドレナリンの分泌は、闘争もしくは逃走する為のものと言われています。
闘争か闘争かを判断しないといけない状況に、ノルアドレナリンが分泌され脳が研ぎ澄まされ集中力が高まるという反応を示します。
そのような反応をだすことにより、心拍数が高まり全身に血液が行き渡りいてもたってもいられない状態となります。
不安を感じたら即行動。
不安を感じる時は、自分自身がピンチに立たされた時や、困った時です。
不安に対してノルアドレナリンが分泌されるのは、それは脳内から発せられた危険信号です。
『不安に対しての対処法はなんですか?』という議題には、そこにいてはいけないというノルアドレナリンの反応なので、即行動していきましょう。
仕事が辛くて明日は何の仕事させられるのか不安でしょうがない…
友達との仲があまり良くなくて不安だ…
などは、何かしないと対処することは出来ないので、距離を置く・連絡を取らない・会社を辞めるなどの行動が不安を軽快させます。
思い立ったら即行動は理にかなっているので、立ち止まらず行動しましょう。
物理的に頭を調整してリラックスさせる
即行動しろと言われても、そんな簡単じゃないと思う方は、物理的にホルモンバランス分泌の調整も効果的です。
頭を刺激されると、セロトニンと言われる幸福ホルモンが分泌され、心地の良いリラックスした状態になります。
ノルアドレナリンから放出される不安や緊張という感情をセロトニンを放出させ緩和させることが不安対処に繋がる可能性があります。
今、何かで悩み、不安を感じている方は一度、カイロライン多摩・唐木田整体室で頭蓋骨調整を受けてみてはいかがでしょうか。
【参考】
人口,経済社会等の日本の将来像に関する世論調査 2 調査結果の概要 1 - 内閣府
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/37/3/37_KJ00002399665/_pdf/-char/ja
精神科医が教える「不安がすーっと消える対処法」 | ストレスフリー超大全 | ダイヤモンド・オンライン
カイロライン多摩・唐木田整体室
042-400-1192
東京都多摩市中沢2-24-10アステールⅡ101