目が疲れたと感じる人続出！VDT症候群と予防・軽減方法
2019年の世帯の情報端末保有率がスマホが8割、パソコンが約7割を超えていて、現代社会において、パソコンやスマートフォンは切っても切れない関係性になっています。
仕事だけに限らず、家庭でもスマホを見るなどして、パソコンとスマホと向き合わない日の方が少ないです。
パソコンやスマホなどの普及により便利な生活を送れている背景で、目に負担をかけてしまうという問題もあります。
今回は、現代人が悩む目の疲れについて書いていきたいと思います。
テレワーク実践者の中で「目が疲れた」と回答する人が増加！？
コロナ窩の外出自粛生活により、テレワークが増え、家で仕事ができるようになったことによりパソコンと向き合う時間が増えたと応える人が多くなっているそうで、「カラダのどこの部位に疲れを感じるのか」LION株式会社が実態調査した結果、全体の43％の方が目に疲れを感じていることが分かったそうです。
そして疲れだけでなく、目の不調を訴える人の割合も21％いたとのことです。
また、自粛生活に伴い、タブレットやテレビを見る時間も増えていて、目を酷使した生活の方が増加している実態が判明したそうです。
VDT症候群とは？
VDT症候群とは、パソコンやタブレットなどのディスプレイ（VDT：ヴィジュアル ディスプレイ ターミナル）を使った長時間の作業により目や心身に影響でる病気を指します。
VDT症候群の症状は主に…
- 目の疲れ・痛み
- 首や肩の疲れ・痛み
- 腰の疲れ・痛み
- 頭痛
- 腕や手の疲れ・痛み
- 背中の疲れ・痛み
VDT作業をしている方の90％以上が目の疲れを感じていると言われています。（平成15年 厚生労働省データ「技術革新と労働に関する実態調査」引用）
多くの方が目の疲れを感じているにも関わらず、目の疲れに対してケアしている方は6割しかいないとLION株式会社の調査で判明したそうです。
このような症状が重たくなると疲労が慢性化して、仕事や日常生活の能率が下がり、気分が落ち込むなどの心身にも影響がでます。
一個人の感想ですが、リモートワークやオンライン授業などで一人で作業することが多くなると、より孤独感などを感じてしまうので、メンタル面に起こる影響が強いのではないかと考えます。
あまりにも症状が強い場合は、医師に相談すべきだと思います。
VDT症候群を予防・軽減する方法とは
心身に強く影響するVDT症候群を予防・軽減する方法を紹介します！
①こまめに休憩を取り入れる
長時間ディスプレイを眺めていると、眼の筋肉が硬くなり負担となってしまうので、遠くの風景や目をつぶり休めましょう。
10分～15分くらいの休憩1時間毎に取るようにしましょう。
②姿勢を意識する
パソコン作業やスマホを見る時の姿勢を意識しましょう。
背中を丸めて作業すると、肩甲骨が開きます。
肩甲骨が開いてしまうと、首が前に落ちてしまうので、背筋を伸ばし首が背骨の上にくるように姿勢を正して作業しましょう。
椅子を深く座りすぎると、背中が丸まりやすいので、椅子に浅く腰掛け、背もたれとの間にクッションを入れると綺麗な姿勢になります。
③肩甲骨体操をしよう
姿勢を正しい位置でパソコン作業をする場合、肩甲骨が硬くならないようにすることが効果的です。
日頃から肩甲骨の体操をして柔らかい肩甲骨を維持しましょう！
④整体に行こう！！
自分自身でのセルフケアも忙しかったり、疲れていたりすると手間になってしまいます。
眼の疲れや頭痛に効く施術の中に頭蓋骨調整というものがあります。
名前を聞くと怖そうなイメージですが、頭蓋骨を整えることによりセロトニン放出が活性化してリラックスした状態となります。
目の疲れも基本的に目の周りの筋肉の硬さから起こることが多いので、頭蓋骨から首の骨である頸椎を整えることでより効果を発揮します。
また、VDT症候群のような症状が緩和するだけでなく、睡眠の質に向上が期待できるので、快適な睡眠ライフを手に入れることができます！
睡眠の質向上でストレス緩和も期待できます！
VDT症候群でどこに行っても良くならなかった症状も整体なら解決できる可能性があります！
興味のある方は是非、カイロライン多摩・唐木田整体室にお越しください！！
【参考】
LION株式会社 「外出自粛で約３人に２人が目の疲れを実感！
しかし、目の不調があってもケアをしている人は約半数。
運動不足やストレスのケアに比べ、目のケア意識は不足？」
https://lion-corp.s3.amazonaws.com/uploads/tmg_block_page_image/file/7181/20200522.pdf
SANTEN 「VDT症候群とは」
https://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/library/vdt_syndrome/index3.jsp
公益社団法人 日本眼科医会 「パソコンと目」
https://www.gankaikai.or.jp/health/42/04.html
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