しんぽ院長の『健康×整体』日記

整体師が健康について語ります!

慢性的な不眠とおさらば!?不眠症の対策と予防

不眠に悩まない!不眠症の対策と予防

不眠に悩まない!不眠症の対策と予防

厚生労働省の平成30年の国民健康・栄養調査にて睡眠の状況を調べた結果、1ヵ月間で睡眠を十分にとれていない者の割合が21.7%で、平成21年からの推移を比較すると増加傾向にあることが判明しました。

 

今回は毎年増加傾向にある不眠症についてピックアップしていきたいと思います。

 

不眠症とは

不眠症とは、睡眠問題が1ヵ月以上続き、日中にダルさなど倦怠感や意識低下・集中力低下・食欲低下などの症状が出現する病気を指します。

 

日本人を対象にした調査によると、5人に1人が「睡眠で休養が取れない」もしくは「何らかの不眠がある」と回答しているそうです。

不眠は加齢とともに増加傾向にあり、60歳以上の3人に1人が睡眠問題に悩んでいると言われています。

 

不眠が続くと、不眠に対して恐怖を感じ「眠らないと…」と言うような不安感や緊張に陥り更に悪循環になる傾向にあるそうです。

 

不眠症のタイプ

入眠障害

寝つきが悪い状態のことを指します。

 

中途覚醒

眠りが浅く何度も途中で目が覚めてしまうことを指します。

 

早朝覚醒

早朝に目が覚めしまうことを指します。

 

④熟眠障害

ある程度眠ったとしても、満足感を得られない状態を指します。

 

主にこの4つのパターンのものが多くみられます。

 

睡眠時間が問題で症状が起こる訳ではありません

睡眠時間の満足度は人により違いがあるので、日本人の平均睡眠時間は約7時間ですが、3時間眠れば満足する方や10時間寝ても満足できない方など様々です。

大切なことはちゃんとした眠りで満足しているかという所で、満たされないものであれば、冒頭で述べた通り日中に症状が出てしまうことが問題点となります。

 

不眠の原因とは

不眠の原因となるものを挙げていきたいと思います。

①神経性不眠

比較的に神経質な人に多いのが神経性不眠と言われるもので、必要以上に睡眠の変化を気にすることが起因して発生します。

眠ろうと努力することで逆に眠れないという状態などは神経性不眠に当たります。

 

②精神的要因による不眠

不慣れな環境やストレスが原因で起こる不眠を指します。

身近な人の死や受験などの精神ストレスや職場・学校などの環境の変化など起こりやすくなります。

 

精神疾患により起こる不眠

躁うつ病神経症などの精神疾患から起因する不眠症を指します。

特にうつ病では初期症状で不眠が出ることが多いと言われています。

 

不眠症の対策と予防

①就寝・起床する時間を決める

睡眠と覚醒は体内時計で決まります。

夜更かしや寝坊・昼寝し過ぎは体内時計のリズムを乱します。

平日・休日問わず、寝る時間と起きる時間は一定の時間で決め、生活リズムを作りましょう。

 

②睡眠時間にこだわらない!だけどお昼寝は30分以内で!

先に述べたように、人それぞれの睡眠時間の満足度があります。

「絶対8時間眠るぞ!」など目標を立てないようにしましょう。

どうしても眠れない時は寝床からでましょう!寝床に居すぎるのも熟眠感が減ると言われています。

そして、日中に眠気がある場合は30分くらい昼寝してスッキリしましょう!

 

③適度の運動を取り入れましょう

適度な運動を取り入れると心地よい睡眠の導入剤となります。

激しい運動は寝つきの悪さに繋がるので逆効果です。

ほどよい運動を心がけましょう。

 

④太陽の光を浴びるようにしよう

太陽の光や強い光などは体内時計を調節する役割があります。

光を浴びて14時間以降に眠気が生じると言われています。

デスクワークなどで室内にいることが多い方は、光を浴びてる時間が少ないので比較的睡眠障害が多くなると言われています。

光を浴びる事を習慣づけしていきましょう。

 

⑤趣味などでストレス解消法を見つけよう

ストレスは睡眠の質を下げる要因です。

自分の趣味などを見つけてストレス発散をしていきましょう。

 

⑥頭蓋骨調整をしよう!

頭蓋骨調整で睡眠の質を高めよう

頭蓋骨調整で睡眠の質を高めよう

頭蓋骨調整とは、頭蓋骨を形成する骨と骨のつなぎ目である縫合を調整することで脳脊髄液の流れを良くする調整法です。

脳脊髄液は、脳の栄養や神経の栄養、老廃物の運搬など様々な役割があります。

また、セロトニンと言われるリラックスホルモンの放出を安定化させる効果もあるので、リラックスしやすい状態となり結果として睡眠の質が上がります!

 

当院では、頭痛や不眠で悩まれている方には頭蓋骨調整を取り入れ施術をしています!

上記のような悩みがある方は是非、一度当院へお越しください!!

 

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

【参考】

日本人成人の21.7%が慢性的な不眠 平成30年(2018)「国民健康・栄養調査」より | 生活習慣病の調査・統計 | 一般社団法人 日本生活習慣病予防協会

 

不眠症 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

 

現代人と睡眠:快く眠るために │ 健康アドバイス │ どうき・息切れ・気つけに - 救心製薬株式会社

 

●カイロライン多摩・唐木田整体室

042-400-1192

東京都多摩市中沢2-24-10アステールⅡ101

chiroline-tamakarakida.com