巻き肩を1分リセット!整体師が巻き肩ストレッチを伝授☆
スマホ姿勢の巻き肩をストレッチで緩和
通勤中や、日常生活でスマホを見る機会って多いですよね。
スマホをスクロールしている時って細かい字に注力して覗き込むような姿勢などになっていませんか?
あるいは、首を真下に向けてスマホを目に寄せるようにして頭とスマホを持った手が距離感が近くなり首が窮屈になってしまうなど思い当たる節はありませんか?
このような姿勢を長時間していると、肩が内側に入って固まってしまいます。
今回はスマホ姿勢からくる巻き肩をストレッチで緩和させる方法を紹介していきたいと思います!!
増えるスマホ姿勢からくる”巻き肩”
以前、記事で紹介した通り、国民生活生活調査で「肩こり」の症状を訴える日本人は男性で2位、女性で1位とお伝えした通り、肩こりは日本人の国民病であり、肩こりを訴える方々の背景には、デスクワークやテレワークの普及が上げられます。
そして、近年増加傾向にあるのがスマホの普及です。
総務省の調査によると、世帯間におけるスマートフォンの普及率は8割を超えたとデータがあります。
私自身が施術をしていても、肩こりを訴える方の8割以上の方が仕事でスマホやパソコンを見る時間が増えていると話しています。
20年前に比べ、携帯端末を所持している人口はが明らかに増えていることから、肩こりの症状を訴えている人も増加していることは間違いありません。
今回は、スマホ姿勢からくる巻き肩と記事ではピックアップしていますが、巻き肩はスマホ姿勢からだけから起こる訳ではなく、パソコンなどを作業している姿勢からもくるので合わせて紹介していこうと思います。
【参考】
そもそも巻き肩ってどういう姿勢!?
最初に紹介した通り、スマホを覗き込むよう見る時に、首が前に落ちて肩甲骨が開き、肩が前に落ちている状態の姿勢を巻き肩と言います。
このような姿勢で、首をピックアップする時はスマホ首などと紹介したりします。
両手でスマホを持ちながらスマホ作業をすると、目がどうしてもスマホ画面に注力してしまいがちになり、スマホと顔の距離が近づいてきます。
この時に、スマホを目の高さに持ってきて、目との距離が一定間隔空いている状態を作ればそこまで、肩や首に負荷がかかることはありませんが、そのような状態を作る時は、肘を伸ばして目の高さに持っていってしまうので、肘や腕にスマホの重さの負荷やその状態を維持する運動が働いてしまうので、筋肉が疲労してしまうので、維持することは困難となります。
どうしても楽な姿勢を考えると、スマホを覗き込む姿勢となり肩が内側に入ってしまいます。
このような姿勢で一番負荷がかかってしまうのは首で、言わゆるストレートネックと言われる状態となります。
しかし、負荷がかかるのは首だけではなく、肩に関連してくる筋肉や、肩甲骨などにも大きな負担がかかります。
当たり前のような姿勢なので、そんなに負担が掛かるわけないと軽視されがちですが、問題なのは繰り返し行われる負荷です。
一回くらいではさほど負担がかからないかもしれませんが、では、一日の間にどれくらいの時間このような姿勢をしていますか?
または、その姿勢を何日くらい続けていますか?
塵も積もれば山となるとは努力の例えとしてよく使われますが、身体にかかる負荷に対してもチリツモと言わざる負えません。
巻き肩で起こりうる症状とは
巻き肩から起こる症状を紹介します!
①長時間同じ姿勢からくる筋肉疲労
同じ姿勢で長時間いるという習慣が繰り返されるので、同じ筋肉が疲労が溜まります。
頭の重さは約6キロ~8キロと言われていますので、首や肩の筋肉が硬くなり痛みやコリなどが生まれます。
②筋肉疲労から起こる循環不良
筋肉が疲労してくるので、硬くなれば血流もしくはリンパ液の流れが阻害されます。
結果としてむくみや冷えなどの症状が出てきます。
③自律神経に影響が起こる
施術を受けてくれる方々に良くお伝えするのですが、首の骨の中には神経が伸びていて、そこから背骨から骨盤まで連なっています。
首肩のコリあるいむくみは、首の骨の歪みを作ることがあり、首が歪んでしまうと首の骨の中にある神経に負荷がかかり、神経伝達が悪くなります。
神経伝達が上手くいかないということは、自律神経の交感神経と副交感神経のスイッチのオンとオフの使い分けが難しくなるので、寝ても疲れが取れない、倦怠感、無気力、マイナス思考などの自律神経症状が現れます。
④胸が下に垂れてしまう
巻き肩になると構造上、胸の位置が下に下がります。
本来の正しい位置では肩甲骨がより、胸が開かれるので上に張ってキレイに見えますが、巻き肩はその反対の動きが身体に働きますので、ちょっとした時のボディラインの見え方が変わります。
⑤腕や手の痺れ
首に負荷がかかることで、腕まで伸びている神経系にも圧迫がかかります。
おまけに、肩が内側に入ることで腕の向きが内側に入り込むので、その影響から手や腕に痺れがでる方もいます。
巻き肩チェックをしてみよう
では自分が巻き肩かチェックしてみましょう。
等身が入る全身鏡を用意して、鏡に対して横の向きに直立して立ちましょう。
その時に本来のキレイな姿勢であれば…
耳・首・肩・大転子(股関節)・くるぶしが一直線上にきます。
この時に、耳・首・肩のいずれかが一直線上ではなく、前の方にいっている場合は巻き肩かもしれません。
まずは鏡でチェックしてみましょう!!
巻き肩ストレッチ教えます!
巻き肩ストレッチとして整体師が良く使うストレッチを紹介します!
①壁を使ったストレッチ(胸を開くストレッチ)
まず、壁に対して90度になる横に立ち、壁側の手と肘を壁にくっつけます。
この時に、肘を直角に曲げて壁にくっつけるようにしましょう。
注意するのは、肩に対して肘を下げすぎず、上げすぎず垂直に壁にくっつけてください。
次に壁に肘をつけた状態で胸を前に出して張り15秒キープ。
この時に、壁と反対側の足がを前に出すと効果的です。
終わったら反対側のストレッチをしていきましょう!
このストレッチをやる上でのポイントは、伸ばしている時は常に首を後ろに引き背筋を伸ばすことです。
首の位置が安定していないと、胸を開く動きが弱くなります。
十分に胸を開くイメージをしながらストレッチをしていきましょう!
②山ストレッチ(肩甲骨を寄せるストレッチ)
肩甲骨を寄せるストレッチを紹介します!
まず、両手を横に広げて肘を曲げ直角を作りましょう。
この時に手のひらを前に見せるようにします。
また、直角に曲げた肘が肩より下もしくは上にならないように肩の位置で曲げるように心がけましょう。
頭の位置と合わせ漢字の『山』みたいな形になっていれば正解です。
次に、両肘を山の形を維持したまま後ろに引きます。
この時に肘が下に落ちないように山の形を安定させたまま後ろに引き15秒キープしましょう。
肩甲骨と肩甲骨の間に負荷がかかっていれば正解です。
両肩甲骨を寄せ合うことにより、肩甲骨の間にある菱形筋という筋肉を刺激し肩甲骨を引きやすくしていく効果があります。
拮抗している肩甲骨の筋肉を寄せ合うことで胸が開きやすくなります。
15秒キープするのを一回に2セットずつやるようにしていきましょう。
巻き肩対策、最終メソッドはズバリこれ!
整体に行こう!!
自分でやるストレッチだけでは、やはり限界があります。
ストレッチと並行して整体にて姿勢調整することで、正しい姿勢とはどういう状態なのか理解することができます。
自分の今の姿勢を把握し理解することストレッチの意識・質が変わります。
当院の施術は背骨に特化した施術法で骨盤・首にもアプローチしていきます。
日常生活の姿勢などを指摘し、正しい姿勢を理解してもらえるよう丁寧な説明も致します。
1人で悩まず是非、当院の施術を受けてみてください!
楽になった!軽くなった!コリがない姿勢がそこにあります!!